「球磨焼酎」用語解説
検索文字列

【常圧蒸留酒】

平地の大気圧は1気圧で、これを常圧といいますが、この常圧下では、水は100℃の温度で沸騰します。この常圧下でもろみを蒸留するのが常圧蒸留酒です。

【減圧蒸留酒】

平地の大気圧の1気圧に対し、富士山の山頂などは0.63気圧と気圧が低くなります。その低圧下では水は87.4℃で沸騰します。この原理を利用し蒸留機中の空気を真空ポンプで抜いて減圧し、低温でもろみを蒸留するのが減圧蒸留で、この蒸留法によって得られる焼酎が減圧焼酎です。

【樽貯蔵】

蒸留された焼酎を一定期間ねかせることによってまろやかになります。樽独特の色と香りが楽しめます。

【甕貯蔵】

蒸留された焼酎を一定期間ねかせることによってまろやかになります。陶器(土甕)による熟成によって、香りや味わいに独特のやわらかさと深みが増します。

【タンク貯蔵】

蒸留された焼酎を一定期間ねかせることによってまろやかになります。現在一般的に使われるのがステンレスやホーロタンクです。クリアーな味と香りを逃さず、低温での熟成が可能です。

【長期熟成】

蒸留された焼酎をまろやかにする為に一定期間ねかせます。一般的に長く寝かせたほうが味がマイルドになると言われ3年以上寝かせたものだけが「長期熟成」と呼ばれます。

【麹】

でんぷんを糖質化させる役割をもつ麹菌という糸状菌(かび)で、黄麹菌、白麹菌、黒麹菌などがあります。原料になる米にこの麹菌を繁殖させたものを麹といいます。

【酵母】

糖分をアルコール化させる微生物でさまざまな種類があります。使用する酵母によってお酒の風味が決まってきます。焼酎では、焼酎酵母をつかいます。

【焼酎】

でん粉質原料や糖質原料(黒糖、糖蜜、デーツに限る)をアルコール発酵させて蒸留したエキス分2度未満の、わが国古有の酒で、連続式蒸留焼酎(ホワイトリカー)と単式蒸留焼酎(本格焼酎)の2種類があります。

【連続式蒸留しょうちゅう(ホワイトリカー)】

連続式蒸留器で蒸留し、アルコール度数が36度未満のもの。

【単式蒸留しょうちゅう(本格焼酎)】

単式蒸留器で蒸留し、アルコール度数が45度以下のもの。

【本格焼酎】

でん粉質原料や糖質原料を発酵熟成させたもろみを、単式蒸留器を使って蒸留のもので、アルコール度数が45度以下、エキス分が2度未満の蒸留酒を本格焼酎といいます。酒税法では「単式蒸留しょうちゅう」に分類されますが、実はこれこそわが国古来の本格的な酒であるという理由から「本格焼酎」という呼称が一般的になりました。

【球磨焼酎】

米こうじ及び球磨川の伏流水である熊本県球磨郡又は同県人吉市の地下水(以下「球磨の地下水」という)を原料として発酵させた一次もろみに米及び球磨の地下水を加えて、更に発酵させた二次もろみを熊本県球磨郡又は同県人吉市において単式蒸留器をもって蒸留し、かつ、一切の添加物を加えず容器詰めしたものをいいます。